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LYRICS

アミダクジ
いつしか描いた 未来の計画を 考えなくなったのは いつからだろうか 不安を孕んだ 日常を味わう 親しんだ香りは 徐々に染み込んでく 途切れ途切れの毎日 気がつけばアミダクジの場外で 後からついて来た理性が 後悔の海に 連れて行く 世界の真ん中などどこにても 有って無いような ものでしょう 誰だって自分の物語の主役に なりきってるんだ 拙くて儚い心が 明日も無理だと決めたんだ 1日待って確かめてみても更に 1日遅く来るの
思っている事と 表に出した事が いつの間にか逆さまに なっていて どこで脳の 伝達が狂ったのか 不揃いな二つを 揃える物 くれ そんなもんが無いのなら どうしたら良いんだと嘆いたよ 縦横に描き込んだ 線を 後戻りして 失敗した事を何度も 同じ頭で追わないで 清算されることなどタダの 自己満足でしかない 進む時間に生きるなら 前だけしか見ちゃいけないな どんなに失敗していようと だから何だと 笑ってたいの
繋がり始めた僕の声 太陽が沈んでく夏の向こう いっそ全部真っ直ぐにして 最短に変えてく 世界の真ん中などどこにても 有って無いような ものでしょう 誰だって自分の物語の主役に なりきってるんだ 拙くて儚い心が 明日も無理だと決めたんだ 1日待って確かめてみても更に 1日遅く来るの
Free Fall
確かめる為に触れたものは 僕の思ってたよりずっと 暖かくて 出しかけた言葉を 喉にしまい込んで 細やかな感情だけが 残った もう何度も 無視して 歩いた 警告を 今更 悔やんで
I wanted you to hear it I wanted hear nothing
寄り添う不透明な風に紛れた ひと匙の希望を ヒビの入ったカップに 遠いいつかの思い出すら 混ぜてしまえば いつか強くなれたら 世界に向き合えたら あなたみたいに 美しくなれるか もう何度も 試した 身勝手な エゴを 鎮める
I wanted you to hear it I wanted hear nothing
聞く耳持たずの 自己愛を あるが筈の 心が 全て 満たされたら 痛む 癒えず 今でも 尚更 止められや しない もう何度も 無視して 歩いた 警告を 今更 悔やんで
I wanted you to hear it I wanted hear nothing
寄り添う不透明な風に紛れた
夕景
虫の音が 聞こえなくなり 紅に染まって 葉を落としゆく 今日この場所に 吹いた風は 明日はどこに 行くのだろう 桜が散り 花火が咲き 紅葉に妬け 雪に溶けるの 巡る季節をただ見守ってたい だけ 秋の夜にふわり そっと漂うキンモクセイの 香りが冷たい心溶かしてく 幾千の景色から色が薄れて行く 涙色の雫がこぼれる remembered
今見たものも 昨日のものも 大してなにも 変わらないのに 通り過ぎる 街も景色も 色付けやしない そのままで 何気ない 日々がきっと 光に包まれて行くまで 過ぎる季節を ただ見守ってたいだけ 夕焼けに染まる少し眩しい帰り道 半分の速度で時が流れる 背の伸びた 影が少しずつ黒に溶けて 優しい風に背中を押される remembered
秋の夜にふわり そっと漂うキンモクセイの 香りが冷たい心溶かしてく 幾千の景色から色が薄れて行く 涙色の雫がこぼれる 夕焼けに染まる少し眩しい帰り道 半分の速度で時が流れる 背の伸びた 影が少しずつ黒に溶けて 優しい風に背中を押される remembered

​アマカベ

期待外れの雨に濡れて 急ぐ人混みに 消えたんだ いつの間にか 分解された 記憶を頼りに歩いた 水溜りに写る自分が ぼんやりとしか 見えないんだ いつの間にか 積もり積もった 不安は助けてくれないんだ 積み上げてきた物語が全部 音を立ててバラリと崩れて 落ちた 暗い辛い あの雨が 見えなくなるまで 心見透かして不安をなくしておくれ さっきまでの雨が 嘘みたいに晴れて 揺らいだ景色に固唾を飲んだ午前二時
昨日の僕と 明日の僕は 同じで何かが違うんだ いつも通りの 日常なんか 飛び出してどっか行きたいんだ 気がつけば辺りは涼しくなって 懐かしい香りが 流れる どこにも行けないなんて 分かってたさ いつしかの雨がまた 降りそうだ
嫌い嫌い いつもそうだ 僕はここから動けない 見たい見たいもっと広い 世界広がっておくれ 暗い辛い あの雨が 見えなくなるまで 心見透かして不安をなくしておくれ さっきまでの雨が 嘘みたいに晴れて 揺らいだ景色に固唾を飲んだ午前二時

​コールドドリンク

イメージ通りになんか 上手くいかなくて 投げ出して 逃げ出した この現状 やりたかった事もなんも 分からなくなって 夜1人家で嘆いた 僕ら ボンクラ 僕ら ボンクラ 自販機に小銭入んなくてどうしても しょうがなく千円札入れたんだ かじかんだ指が 誤作動起こして 冷たいの落ちて来たんだ 僕ら ボンクラ 僕ら ボンクラは自分事か これ以上 辛い事しないでよ 僕が 壊れてしまうだろ 澄んだ 空気を溜め込んで白い息を吐いた 震える指先画面擦ってた 外じゃ暖かな 声が聞こえるが 僕はイヤホンで塞いだ
ついには 回り出した 目が 眩しさ 耐えられなくて この世界はどうも 僕には 少し鮮やかなんだ 世界の隅っこで僕は こうして今も尚息をする くだらない事をただ考えては 自分が活躍しちゃうこの妄想 大抵最後は もう意味わかんなくて 急に 冷めて空 見つめる 僕ら ボンクラ 僕らボンクラはもう懲り懲りだ これ以上 辛い事しないでよ 僕が 壊れてしまうだろ 澄んだ 空気を溜め込んで白い息を吐いた 震える指先画面擦ってた 外じゃ暖かな 声が聞こえるが 僕はイヤホンでノイズを隠した
これ以上何が出来んだろう 僕が壊れてしまう までに これ以上 自分を嫌いだと 思わないよう 頑張ってみるよ きっと バカにされようと 見下されようと 必死こいて前向いてみせるよ 行き場無くして 彷徨った声よ もう一度行こうかさあ 向こうの方へ

​サザンカ

遠く聞こえた残響が 僕の耳の奥で木霊して これから始まる世界の エピローグの様に唄っていた 喉から手が出そうな程 欲しがった運命は 別れも告げずにここから遠ざかった もし世界の真ん中が どこかしらにあるのなら そこでは一体どんな音が 空気を揺らし耳に届くのか 考えたって見つからんのに 僕はいつも 心地いい場所求めて 何も聞こえないな 聞きたくもないな 今もここから見える風景は いつもと同じなのに 確かめたい今から 頂きの景色探そうか 信じられない今は 終わりの来ない悲しみは くだらなくて いいよ 手を叩いて朝を繋いでく 少しずつここから ゆっくりと 咲く
どこか昔に 置いて来た ガラクタ が今更必要で 今から取り返す事なんか できない事もよく分かっていて じゃあどうして 神様僕を 要らないなんて言うの まだ間に合う筈なのに ここからじゃ見えない 見たいものが何も そうか 距離が近すぎて焦点が 合わなかっただけか 願っていたい僕らの 命尽きる前にきっと 生きた証よ もっと 世界に溶け込ませて 解らなくていいよ手段は星の数ほどあるだろ 少しずつここから拍車かけて 咲く
何も聞こえないな 聞きたくもないな 今もここから見える風景は いつもと同じなのに 確かめたい 今なら 違った景色見えそうだ 信じられない今は 終わりの来ない悲しみは くだらなくて いいよ 手を叩いて朝を繋いでく 少しずつここから 願っていたい僕らの 命尽きる前にきっと 生きた証よ もっと 世界に溶け込ませて 解らなくていいよ手段は星の数ほどあるだろ 少しずつここから拍車かけて 咲く

​砂時計

錆びた水 かき混ぜた 焦げた心臓を飲み込んでく 私の全身に染み渡っていく 人混みに 紛れては あなたを 探してしまいそうで目を背けて 歩き出した信号 浮き上がる 不安の粒に いつか潰されてしまいそうで しまいそうで1人の夜はいつも 今頃あなたは どんな 音楽を聴いて どんな顔を してるんだろう 同じ音聴きたいよ あなたに 伝えるために 不揃いな感情を あやふやな 言葉を乗せて 羽ばたいて モノクロの物語 色付けるメッセージ 完全な 表現で 形を映し出した
砂時計 転がしては 窓に並んだあなたの顔が ぼやけてった 月だけが空高く 私の考えなんか全部 分かってたあなたならば 素敵な事 考えてみせるだろう 憧れて 憧れて 憧れていたんだ その強さ その言葉 その弱さにすら 世界を愛しすぎてた あなたはもういないけど 少しでも 小さくても どうか忘れないで あの時の言葉の 意味を紐解いていく 少しずつ 少しずつ 少しずつ あなたの姿を もう一度見たいんだ 少しだけ こっち向いて その顔を見せて欲しい
錆びた水 かき混ぜた 焦げた心臓を飲み込んでく 私の全身に染み渡っていく 人混みに 紛れては あなたを 探してしまいそうで目を背けて 歩き出した信号

​アイロニー

雲がひしひし寄せる町の夜 狭い心 見透かしてよ 昨日のことも 覚えてなど無い 時間だけが 過ぎてくの 今の気持ちは晴れやかですか 誤魔化す術を知っている けども がなり叫んでも 泣き喚こうと 見えぬ君の姿を 見たいなんて言う事くらい 許してよ 願う事くらいしか残ってない 喉開いて叫ぶ 想いを 叩きつける様に 吐いて なんだ こんなもんかと呟いた 君とまたすれ違う 良し悪しの区別さえもう わからなくなるこの頭も 自分のことさえもう他人事の様 積み重ねて捨ててくの
今までよりも 幾らか早く 明ける夜が追い越してく ずっと僕はまだ ここを動けない 君に蹴られ置いてけぼり 覚えてますかあの日の事を 二つ感情が絡まって やがて 一つになろうと 交わした 約束さえも 捨てて行ってしまうの 嫌いなんて言う事くらい 知ってたよ 願うことすら もう残ってない 目を見開いて探す 声を 網膜に染み込んだ形を なんて素敵な眺めだなんて言った あの日もう一度 残酷な時の流れさえも 掴めない今日に生きてたって なんの価値だってもう無いのかもかな 1人費やす時間を
変わってく日常の最中 変わらない 気持ちが朽ちて 新しい想いが弾けそうだ 暗い過去にさらば 声を震わせてなぞる 想いの丈を噛み締めて 案外悪くも ないのかもなって また明日も強く 泣いて塞いだ夜でさえも 細胞開いて 飲み込んで なんだ こんなもんか って笑い飛ばそう 美しい世界であれと 願う
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